1. >
  2. >
  3. 往年の名車を探す
名バイク
管理人ブログ

往年の名車を探す

昔の形

私はバイクに乗り始めてからすでに20年以上もたつライダーですが、長年バイクとつきあっていると、やはり一度くらいは自分のいちばん憧れる車種を所有してみたいと思ったりします。
おそらく年代が私よりももう少し上の50代以上のクラスの方になると、やはりハーレーのような大型のアメリカンバイクに乗ってみたいと思うのではないかと思うところですが、私の場合はどちらかといえばそれよりももう少し型の小さい、シャープなデザインのものが好みです。

私がバイクに乗り始めたのは10代の後半からになりますが、そんな80年代の頃にあった大きな動きとしてホンダが2サイクルエンジンのマシンを製造しはじめたということがあります。
ホンダといえばそれまで4サイクルマシンを専門的に製造するメーカーということで知られていたのですが、時代の流れによりパワーのある2サイクルマシンをいよいよ作るようになった時期でした。

サイクルの違い

2サイクルマシンは4サイクルと違って加速がよく、パワーを感じやすいという特徴があり、まだ若かった自分としてはホンダの2サイクルのタイプに乗るということが大きなあこがれのように感じていました。
ですがその後2サイクルマシンがかけてしまうエンジンへの負担の大きさが問題になってしまったことで、結局4サイクルマシンへと帰結していってしまうことになります。

また同時にこの80年代にはホンダは4サイクルマシンのエンジンについても、空冷式ではなく水冷化するという試みも行っていました。
代表的な車種でいけば、2サイクルマシンとして登場したのがNS250R-Fとのちにこれをもとに排気量を大きくしたNS400Rというバイクで、水冷化した4サイクルマシンとして作られたのがCBR400Fとなっています。

当時は両方とも売れてかなりライダー仲間の間でもどっちにするかという話をしていたものですが、数十年が経過した現在になってみると、中古車として出回っているのは水冷式4サイクルのCBR400Fの方となっています。
ですが反対にNS250R-FおよびNS400Rは現在希少性が高まったこともあり、そちらをあえて探そうとする人もマニアの中にはいるようです。

確かに私も街中を走っていてNSシリーズを見ると「おっ!」という感じになります。
中でも希少なモデルと言われているのがNS125Rというタイプで、これはイタリアの現地法人によって製造されたバイクを日本国内に輸入したタイプです。