多文化名物
千葉県は東西に長く、房総半島が海にせり出すことでたくさんの漁港から魚介類を仕入れることができるという、大変食材に恵まれた土地です。
また歴史的にも東北地域と関東近県からの交流が深く、交通アクセスも良好なことから数多くの文化が混ざり合いマッシュアップされていったという経緯もあります。
なので千葉県全域にはくまなく名物とされるおいしい料理がたくさんあります。
千葉県全体がバイクツーリングの名所と言ってもよいほどなので、訪れるときには一緒に各地の有名グルメを食べるようにしていきたいところです。
千葉県内で手軽に食べることができるB級グルメとしては、やはり最も有名なのがラーメンや餃子などのメニューです。
中でも「ホワイト餃子」と呼ばれるおいなりさんのようにも見える小ぶりで丸い餃子は、千葉県内独特の味として知られています。
「ホワイト餃子」とは、特定の一店舗だけが提供しているものではなくて、本店である千葉県野田市のお店から各地にチェーン店がそれぞれに提供するメニューになっています。
ちなみに「ホワイト餃子」というメニューは登録商品なので、その名称を使って料理するのは本店からの許可がないところではできませんので、どこで食べても味には安心できます。
ホワイト餃子は調理済みのものをその場で食べることもできますが、お持ち帰り用として調理前のものも購入することができます。
調理方法としては焼き餃子としてパリパリに焼いたものが一番のおすすめですが、他にも水餃子や蒸し餃子もおすすめです。
訪れるときにはまずは焼き餃子をその場で食べつつ、おみやげ用として持ち帰るとよいでしょう。
女性にお勧めの名産
女性ライダーにもおすすめなのが、千葉県名産の落花生を使った「楽花生パイ」です。
千葉県といったら落花生というほどすっかり県内の名産品として知られていますが、案外豆のまま食べる方法以外は知られていないようです。
そこで最近人気が急上昇しているのがこの「楽花生パイ」です。
楽花生パイは「オランダ屋」というお店が出しているスイーツですが、県内産の落花生を蜜で煮た餡を使ってバターの風味のあるパイ生地で包んだものです。
普通の小豆を使った餡とちがって、落花生を使った餡は香ばしさが高く、まろやかな味わいが特徴になっています。
つい先日までは千葉県内でないと購入できないお菓子でしたが、人気番組の「秘密のケンミンSHOW」で紹介されたことで有名になり、今では全国各地から取り寄せができるようになっています。
ですが今でも千葉県のおみやげとしては人気の品なので、ぜひ一度箱で購入をしてみてください。
他にも南房総では「さざえカレー」という房総半島の漁港で水揚げされるさざえを使った海鮮カレーも有名です。
魚介類を使ったカレーの中でもこのさざえカレーは全国でもとてもめずらしく、さざえ貝のエキスがカレーのスープにしっかりとなじんで独特の味になっています。
さざえカレーは千葉県でもソウルフードと呼ばれるほど地元では有名な料理なので、千葉県のグルメを堪能するならぜひはずさずに味わってもらいたい味です。
