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ぎょうざ
グルメ

B級グルメ紹介②

「鯨ドッグ」「びわカレー」「鴨川プリン」

千葉県は実は全国でも有数のB級グルメ大国だったりします。
千葉の特産品というと、落花生くらいしか思いついてもらえないということもありますが、他にもたくさんの特産物があり中には全国的にも珍しいものも含まれていたりします。

B級グルメのことを別の言い方で「ソウルフード」と言うこともありますが、千葉県内で生まれ育った人にしてみれば全国どこに行ってもありそうなものが、実は千葉県内でしか見かけることができないというようなこともあったりします。
その代表格といえるB級グルメが「鯨ドッグ」「びわカレー」「鴨川プリン」といったところです。
これらはどれも千葉県民にとって大人気の食べ物となっており、観光などでたまたま千葉県を訪れたという人にしてみると珍しく映るもののようです。
ですが一度食べてみるとなるほどと思えるほど特徴的な味になっているので、一度食べてからというものずっと千葉に来るたびに食べるようになったということもあったりします。

捕鯨の町である鋸南町の鯨ドッグ

千葉県内のB級グルメの中でも特に珍しいのは鯨肉を使って作る「鯨ドッグ」です。
鯨ドッグの本場は鋸南町(きょなんまち)で、位置的には内房線を使って何かをしたときの中間地点、房総半島南部の西側に位置しています。
この鋸南町は昔から漁業が盛んであり、捕鯨を行ってきたところとしても知られています。

この鯨ドッグはそんな捕鯨の町である鋸南町の町おこしとして作られたPRフードとして誕生しており、本当の鯨の肉を使って調理をしているところに特徴があります。
種類は3つあり、それぞれ「鯨オムドッグ」「鯨タツタドッグ」「鯨カツドッグ」となっています。
中でも鯨肉をしぐれ煮にして卵でオムレツ風に包んだものを使った「鯨オムドッグ」は初めての人にも食べやすいおすすめの食べ物になっています。
もちろん他の2つもおいしいので、初めて試すときにはぜひ三種類一度に買ってみることをおすすめしたいです。

見た目も珍しいびわカレーと鴨川プリン

千葉県内人気の道の駅となっているのが「道の駅 とみうら枇杷倶楽部」です。
南房総市富浦町は昔から皇室に献上するための「房州びわ」の産地として知られており、全国的に見ても大変質のよいびわがとれることで知られています。
そこで道の駅 とみうら枇杷倶楽部では、そんなびわの魅力をさらに引き出すためにびわを使ったさまざまな製品が販売されています。
びわカレーは道の駅の他にもレトルトとしても売られており、ひとくち食べてみるとほんのりとびわの香りがあり甘みと辛さがゼツミョウなバランスになっています。

なお「びわカレー」といってもカレーの具材としてびわの実が入っているというわけではなく、ピューレ状に加工したものをカレー粉に混ぜあわせるという方法になっています。
もう一つおすすめなのが同じく南房総でとれた牛乳を使用して作る鴨川プリンです。
鴨川プリンは牛乳と卵の他、栄養分をたっぷりと含んだ黒砂糖を使用して作られていることが特徴で、見た目がまるでコーヒープリンのような褐色をしています。
とても濃厚で甘みも強く、特産品だけでなく贈答品としてもよく注文されているお菓子です。