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雪の中を走る車
管理人ブログ

冬はさすがに車がいい

冬のバイク

バイク乗りにとって悩ましい問題の1つが冬場の寒さです。
夏には風を切って走る爽快感のあるバイクも、冬場にはまさに身を切るような寒さと戦わなくてはいけません。
都内近郊で乗っている分には年によっては年間を通して乗用することもできなくはないのですが、例え路面に雪や凍結がないとしても、やはり寒いというだけでかなりバイクに乗りたいというモチベーションは下がります。
仲間内では何月ころまで走ることができるかとムダに競うこともありますが、やっぱり年も年ですから最近は無理せずバイクウェアを着て寒いと感じるようになったらおとなしくバイクを冬眠させることにしています。

バイクに乗っていて冷え込みが厳しいのは特に朝と夕方の時間帯ですね。
これはバイク乗りならではの感覚ですが、案外夜中というのはそれほど寒すぎることはなく、むしろ明け方近くと日没後数時間くらいが強烈な寒さになります。
実際関東地域での気温の変化を見てみると、冬期間の一日で最も寒い時間帯になるのは6~7時くらいの朝の時間帯で、二番目に寒いのが夜7~8時くらいです。
つまり通勤にバイクを使っているとまさにピンポイントで最も寒い時間にバイクに乗ることになります。

ですが雪国にたまたま旅行などで出かけると、路面が真っ白になっているのにまだバイクで走行しているような人を見かけたりします。
危険なのは確かですが、それ以上に「寒くないんだろうか?グリップはきくんだろうか?」といったことの方が気になります。
そこでいろいろ調べてみると、雪国など寒いところで乗用するライダーは体が冷えやすいポイントをしっかりと自分で理解しておき、そこから対策をとっている様子です。

防寒箇所

例えば同じウェアを使用するにしても、首周り・手首と手の周辺・足首周辺を重点的に防寒するものにするとかなり寒いところでも乗車に耐えることができるといいます。
確かに、私も肌寒いときには重点的にマフラーや防寒手袋、丈の長いブーツで対策しますが、そうした冬用ウエアはきちんと人の体のしくみのことを考えて作られているんですね。

ずっと寒いところに暮らしている人のブログなどを見ると「寒いときならではの楽しみ方がある」というような非常に勇ましいことが書かれているのもよく見かけます。
真っ白い道をバイクで走行するというのは、通常の景色とは全く違った楽しみがあるのだろうということはなんとなくわからないわけではありません。
ですがそれでは自分の身におきかえてということになると、ちょっと私には無理かなと思ってしまいます。
やはりやせ我慢をして乗ってもバイクは楽しくないものですし、私は自分のペースでのんびりと楽しむ方を選びたいと思っているところです。