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あんなトラブルはもうこりごり

些細なトラブル

長距離ツーリングは楽しいものですが、時にトラブルが起こってしまうこともよくあります。
一番起こってほしくないトラブルといえばやっぱり人身事故ですが、そこまでとはいかなくとも細かく困ったトラブルに巻き込まれてしまうことは本当によくあります。

旅行の方法にはドライブや電車・飛行機などの移動もありますが、その中でもバイクツーリングは特別に自分たちでの対応力が問われるのではないかと思ってしまいます。
幸いなことに私はこれまで一度も道路上で警察のお世話になるような事故は起こしたことはないのですが、それ以外に経験したちょっとやっかいなトラブルについていくつか紹介してみます。

まず最初に大変だったトラブルとして思い出されるのが、同行していた友達とツーリング中にはぐれてしまったというケースです。
当時はまた私や仲間は学生で、現在のような便利なスマホやGPS付きカーナビが誰でも簡単につけられる時代ではありませんでした。
山道によっては全く携帯電話が通じないというエリアもあり、途中ではぐれてしまうと再び再会できるのはほとんど運任せというようなこともあったのです。

最初は5人ほどで列になって走行をしていたのですが、途中で気が付くとそのうちの一人の姿が見えなくなっており、あわてて道の駅に残りのメンバーで停まって携帯電話で連絡をしたのですが、向こうは運転中なのか全く通じないということがありました。
結局連絡ができたのはそれから数時間もあとのことで、かなり予定が狂うとともにチェックインの時間に間に合わずあわや野宿かというところにまでなってしまいました。

バイクの異常

それとバイクにはつきもののマシントラブルもありました。
一応出かける前にはマシンの異常箇所はないかひと通り調べてから出かけるのですが、天候が荒れているときや悪路を走行したときなんかはあっと思った瞬間にはもうマシンがダメージを受けてしまっています。
車輪が2つしかないバイクでは片輪がパンクしただけでも走行不能になってしまうので、どんなに先を急いでいてもロードサービスの到着を待たないといけません。

調べてもらえばほんのちょっとの工具でいじればすむようなトラブルも素人には原因がわかりませんから、かなりパニックに近い状態になってしまったりします。
地元でマシントラブルに遭ってもかなり苦労するのに、土地勘のない遠方ではますます何をどうしてよいかわからず混乱してしまいます。
そういうときのためにも、トラブル対処に強い誰かと一緒のツーリングは心強いものです。

それと未だに原因がよくわからないのが、バイクに乗ろうとしたときにスパッと指先が切れてしまったということです。
これは案外経験しているライダーも多いことのようで、倒れかけたバイクを立てなおそうとしたときや、ちょっと寄りかかったときなどになぜだか指先から大量出血が!ということがあるのです。
場合によっては数ハリ縫うような怪我にもなるので、そうなるとグリップが全くきかなくなるのでバイクを別便にして他の方法で帰宅をしなくてはいけません。