VRとは何か？
VRバイクという言葉を聴くようになりましたが、VRとは何かというと、人の感覚器官に働きかけを行う事で、実際に行っていないことを現実的に行ってイルカのように感じさせてくれる、人工的な環境を作り出す技術をVRといいます。
体に機器を装着して行うものや、コンピュータで合成した映像や音を利用し、3次元空間に利用者の身体を投影し、現実に起っていない事を体感する事が出来る技術です。
こうしVRの技術を利用して、様々な体験をすることが可能となっています。
本物のバイクと同じような臨場感が味わえる
GODSPEED VRというVRコンテンツがあります。
本物のバイクにまたがり、Oculus Riffを装着する事で、時速400kmという現実的にありえないスピードを体感できるというコンテンツです。
この場合、ギアをオートとマニュアルに操作できます。
バイクにまたがり捜査を開始すると、本当に頭の上を風が通っている感覚があります。
体を低くすると空気抵抗が弱くなりスピードがぐっと出てきます。
この仕組みは、バイクの前にあるトラッキングのカメラが今バイクの乗っている人の頭の位置を感知し、頭の位置が低くなるほどスピードが出るようになっているのです。
曲る際には曲りたい方向に体を倒すと曲りやすくなっており、本当にバイクに乗って走っているような感覚になります。
真っ白な平原、青い空、これがCGによって表現され、スタートすると上空にヘリが飛びその下をひたすらバイクで疾走するというコンテンツです。
速度が上がると風が強くなっていく
スピードメーターが正面の左下に表示され、速度を見ることができます。
バイクに乗っているだけで実際に走っていないのに、バイクの速度が速くなると風がぐっと強くなり、より一層スピード感を体現できるようになっています。
平原を走るバイクはやがて時速400kmに到達、200km位のスピードでも体を倒して曲る姿勢をとった時、バイクがかなり傾斜し膝が地面スレスレにあるような感覚になるのが本当にすごいと体験された方の多くが興奮冷めやらぬ感じで報告してくれます。
時間は4分程度ですが、バイクで疾走している感覚が残り、バイクを降りても現実に走った後のような感じがあるといいます。
バイクに乗ったことがない方も、このVRバイクなら実際にバイクに乗る爽快感とスリルを体験できるという事で、これからこの技術がさらに制度を増していけば、もっとすごい体験ができるようになるのではないかと感じます。
バイクのほかにもVRコンテンツはお化け屋敷でホラー体験などに利用されるようになっていくようです。
何かをしているわけではないのに、している感覚があるという不思議なVR技術、これから先、色々な方面に利用される魅力があります。
