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バイクに座るライダー
ツーリングスポット

房総スカイライン

走ることに特化した森のバイパス

千葉県・房総半島へドライブやツーリングに出かける際、内房(東京湾側)から外房(太平洋側)への移動に時間がかかると感じたことはないでしょうか。
そんなときに頼りになるのが、君津市と鴨川市を結ぶ主要ルートのひとつである房総スカイラインです。

スカイラインという響きからは、稜線を走りながら海を見渡す絶景パノラマロードを想像するかもしれません。
しかし、実際に走ってみるとその印象は少し異なります。

この道路の正体は、房総丘陵の深い森の中を突っ切るように走る、緑豊かな山岳道路です。
視界が開けるポイントは限られていますが、その分、豊かな木々に囲まれた緑のトンネルを駆け抜ける爽快感は格別です。

何よりも最大の魅力は、その圧倒的な走りやすさにあります。
カーブは比較的緩やかで、道幅もしっかりと確保されており、信号もほとんどありません。

複雑な峠道を越えることなく、内陸の山々をスムーズにパスして海側へ抜けられるため、運転のストレスが非常に少ないルートとして、多くのドライバーやライダーに重宝されています。

2019年から完全無料化

かつて房総スカイラインは有料道路でしたが、2019年4月に料金徴収期間が満了し、現在は全線無料で通行することができます。
以前は普通車で片道数百円の通行料金がかかりましたが、無料化されたことで、より気軽に利用できるようになりました。

館山自動車道の君津ICから、鴨川シーワールドなどの人気スポットがある鴨川市街までのアクセスが非常にスムーズになっています。
浮いた料金で、現地の美味しい海鮮丼をグレードアップしたり、お土産を一品増やしたりできるのも嬉しいポイントです。

ただし、無料化に伴い交通量は以前よりも増えている傾向にあります。
また、非常に走りやすい直線的な区間も多いため、ついついスピードが出すぎてしまうことには注意が必要です。

時折、野生動物が飛び出してくることもあるエリアですので、余裕を持った速度で安全運転を心がけましょう。

走るだけじゃもったいない!ルート沿いの神秘的な立ち寄りスポット

房総スカイラインの入り口近くにある「道の駅ふれあいパーク・きみつ」も、外せない休憩ポイントです。
ここでは、君津市の特産品である新鮮な卵や、地元の野菜などが豊富に販売されています。

特に、濃厚な味わいの卵を使ったプリンやソフトクリームは、ドライブの疲れを癒やす甘味として大人気です。
また、隣接する片倉ダムの景色を眺めながらのんびりと過ごせます。

房総スカイラインは、単なる移動手段としての道路ではなく、森の空気と周辺の観光スポットをセットで楽しむことができる、房総観光の要といえるルートです。
海への期待を胸に、まずは緑の快走路をハンドルを握って楽しんでみては。