京成バラ園の特徴
京成バラ園は千葉県八千代市にあり、世界中のバラを鑑賞できるスポットです。
京成バラ園の始まりは1959年と古く、日本におけるバラの文化を広めると共に、バラを作る技術の高さを世界に知ってもらいたいという目的で作られました。
このように京成バラ園は自ら優れたバラを作出し、美しく個性的なバラをコンクールにも出していて、世界中のコンクールにて賞を受けています。
自社で作ったバラを紹介するのはもちろん、世界の有名なバラの品種も集めて展示しています。
そのため、実に1,600品種、1万株を超えるバラが植えられていて、美しい景色が広がっています。
バラの他にも見ごたえのある花や樹木があり、一年の長い期間で花の美しさを満喫できるようになっています。
京成バラ園の中には、お土産や自分たちでバラを育てられるローズショップがありますし、レストランやイベントスペースも設けられています。
一日中いられる複合施設ですし、家族で一緒に来てもみんなで楽しめるところとして人気があります。
京成バラ園の見どころ
京成バラ園の見どころは何と言っても、個性の違いを楽しめるバラ園でしょう。
バラはそれぞれの系統によって植えられていますので、どのように種類ごとに見た目やサイズ、育ち方などが変わってくるのかを観察していくのがおすすめの歩き方です。
さらに、単に地面に植えるのではなく、アーチにしたりスクリーン上に這わせたり、パーゴラやポールなどを使ったりしている工夫にも注目です。
バラのことを知り尽くした人たちが種類に合った見せ方や育て方を採っているのは、見ていてとても興味深いものがあります。
京成バラ園の中には、コンセプトによって作られたガーデンがいくつも設けられています。
たとえば、有名なヘッドガーデナーがデザインした「アポロンの箱庭」というエリアは、バラとその他の草花をメルヘンチックに組み合わせた場所で、明るくも幻想的な雰囲気を楽しめます。
「ベルばらのテラス」は、「ベルサイユのばら」に関係する6品種が植えられています。
テラスに上ると、これらのバラをいっぺんに見られてとても美しいです。
「コテージガーデン」スペースは、季節ごとに咲き乱れる花とバラとの組み合わせを特徴としています。
レトロな洋風の建物とバラの景色は写真映えして、イングリッシュガーデンの手本のようです。
春にぜひ見たいのが樹齢60年のバラの大アーチで、この京成バラ園のスタート時からある見事なフレンソワジュランビルで、その貫禄に圧倒されるはずです。
「ローズガゼボ」はブライダルの第一人者である桂由美さんが作ったもので、恋人の聖地として人気があるスポットです。
華やかなバラと鐘の組み合わせの下で大勢のカップルが写真を撮っています。