築地のプロも唸る味、銚子つりきんめ
日々新鮮な魚をこれでもかと見ている築地のプロをも唸らせる味として知られているのが、銚子つりきんめです。
銚子で釣り上げられる金目鯛のことで、銚金（ちょうきん）と呼ばれるほどの貴重なブランド魚で、全国各地、至るところで愛されている金目鯛として知られています。
そんな銚子つりきんめですが、釣り上げる際には網を使わず、全て手釣りを使って採られるという丁寧さ。
手編みを使わずに釣り上げることで、魚を傷つけず、一匹一匹丁寧に取り扱うことが出来る点が、こだわりのポイントと言えるでしょう。
金目鯛の中でも特に、油がたっぷりと乗って居る身が特徴で、食べ応えもっちりとした舌触りに魅了される方が少なくありません。
一度食べたら忘れられない新鮮さ、採れ立てぷりぷりの金目鯛を味わうことができるのは、銚子つりきんめならではといえるでしょう。
銚子つりきんめとなるためには、ただ銚子で金目鯛を釣り上げれば良いという訳ではありません。
銚子つりきんめと呼ばれるのは、500グラムを超えたビックサイズの金目鯛のみ。
その為、通常の金目鯛に比べると非常に存在感がある、身がタップリと詰まったボディが特徴と言えるでしょう。
人気は銚子つりきんめの炙り寿司
調理つりきんめは、どんな食べ方をしても美味しく食べる事が出来ますが、その中でも特におすすめ、人気とされているのが、つりきんめの炙り寿司です。
銚子つりきんめを捌き、美味しい部分だけを丁寧に乗せたお寿司の上から、特製醤油をかけ、更に炙ることで、一口で四度美味しい、最高級のグルメが誕生します。
炙ることで赤身が美しく際立ち、金目鯛らしい独特の美しい赤が映える見た目もさることながら、香ばしい特性醤油の香りが引き立てられた一品。
口に入れた瞬間ひろがる、ふんわりと優しい美味しさと食感は、他のお寿司と比べものにならないと言っても過言ではありません。
このように、見た目はもちろん、香り、味、食感に至るまで、とても普通のお寿司とは思えない、極上の食べ心地を堪能することが出来るでしょう。
こだわりのルールが美味しい銚子つりきんめを作る
銚子つりきんめは、非常に貴重な銚子グルメの1つ。
だからこそ、地元料理の間で一丸となり、ルールを厳しく定めて、漁業と金目鯛を守り続けて来たとされています。
そのこだわりはもちろん、一丸となった連携プレーがあるからこそ、魚介グルメを唸らせる、絶品金目鯛が出来上がったと言えるでしょう。
業界全体で決めた、厳しいルールによって乱獲を防ぎ、必要な時に必要な分だけを堪能することが出来るのが、銚子つりきんめが最高級な一品に仕上がった理由として知られています。
