千葉を代表するラーメンとは
千葉を代表するラーメンは3つあります。
勝浦タンタンメン、竹岡式ラーメン、アリランラーメンです。
勝浦タンタンメン、竹岡式ラーメンはかなり有名で、千葉県内のあちらこちらにお店がありますが、アリランラーメンというとなかなかありません。
今回はそんなアリランラーメンについて調べてみましょう。
らーめん八平でアリランラーメンが食べられる
千葉県内でアリランラーメンが食べられる数少ないお店の中の一つである「らーめん八兵」をご紹介します。
お店は大人気で連日、開店の11時を待って人々が並んでいるようです。
駐車場には車やバイクが多く停まっているようですから、遠方からのお客さんも多いのでしょう。
待合スペースとして、店の横にはソファもあるので座って待っていられます。
お客さんは待っている間に頼むメニューを決めます。
メニューは「アリランラーメン」「アリランチャーシューメン」「チャーシューメン」「ラーメン」の4つと少ないので決めやすいでしょう。
こちらのお店は開店してから玉ネギを刻む事から始め、肉や野菜を炒め麺をゆでる、チャーシューを切る、スープを丼に入れてそこに麺を入れて具材をのせてお客さんに出すという一連の流れを行います。
この流れでかかる時間は約40分、作れる数は14～15杯なので席で待つことが一連の流れを待つ時間が長いのです。
自然豊かなのんびりとした雰囲気
このように少々待たされることになりますが、周囲が自然豊かなのんびりとした雰囲気なので待つことが苦になりません。
ニンニクや玉ねぎを炒める良い香りが鼻をくすぐり、のんびりとした気持ちでラーメンを待てます。
店全体がこのような雰囲気なので、誰一人としてイライラしたりしないようです。
自然が醸しだす独特のトリックなのかもしれません。
ベースは醤油味でとろけるようなチャーシューがおいしい
アリランラーメンのベースは醤油味です。
沢山入っている玉ねぎ、すりおろしたニンニクやニラも特徴的でしょう。
スープは豚肉の甘味が溶け込んでこくがありラー油のピリ辛もきいています。
バラチャーシューは程よい脂でしつこくなく口の中でとろけるようです。
こういった味はラー油たっぷりの勝浦タンタンメンやチャーシューの煮汁でスープを作るという竹岡式とは違います。
もっと上品で優雅な味と言ってよいでしょう。
何でも、このラーメンは峠を越える人たちのエネルギー補給のためにつくられたようです。
アクセス
場所は千葉県長生郡長南町山内813-2です。
外房線茂原駅南口や小湊鐵道上総牛久駅から小湊バスがありますが、本数が少ないです。
小湊鉄道上総鶴舞駅からは8kmあります。
車やバイクですと圏央道市原鶴舞インターから約12分になります。
