クジラ料理が楽しめる「ぴーまん」の特徴
日本でクジラ漁が行われているエリアは、北海道、宮城県、千葉県、和歌山県の4箇所です。
そのうちの一つ千葉県南房総市ですが、特に和田漁港周辺は鯨料理を提供するお店が多いことで知られています。
アイデアの魅力や鮮度の高さが人気の鯨料理のお店が、和田漁港近くにある「ぴーまん」というお店です。
鯨漁の基地として知られている和田浦の国道128号線上に位置するお店で、近くの海でとれた新鮮なクジラを使用した料理を一年中楽しむことができるのが魅力です。
昭和59年に創業された鯨料理の専門店ですが、良質なクジラが食べられることで人気の店です。
店内はテーブル席とカウンター席があり、全て合わせて15席ほど、別室には座敷席がありゆったりとくつろげる雰囲気のお店となっています。
「くじら料理を伝える会」というグループの加盟店として、クジラ料理文化の保護にも積極的に取り組んでいます。
伝統的な鯨料理はもちろんのこと、様々なアイデア料理があることでも知られています。
和田浦で揚げられているツチクジラはもちろんのこと、日本で手に入る様々な種類のクジラを試すことができるのも魅力です。
「ぴーまん」で人気のメニュー
「ぴーまん」でとにかく人気のメニューは、格別の風味を誇るクジラ肉の漬け丼です。
新鮮な赤身と真っ白い皮のコントラストの見た目がとにかく綺麗なクジラ肉の漬け丼は、オリジナルのタレに漬け込んでおり、臭みの少ないクジラ本来の美味しさを味わえるメニューです。
冷凍技術が向上しているため、解凍した後でもクジラ本来の新鮮な旨みを味わうことができます。
クジラ独特の風味と旨味を味わいたいという方には、もってこいのメニューです。
くじらだからこそ味わえるとろとろとした食感と、舌の上で溶ける上品な味わいを楽しめる逸品です。
また、くじらの料理を思う存分楽しみたい方にオススメなのは、クジラ御膳というメニューです。
鯨の刺身と竜田揚げを存分に楽しむことができます。
ミンククジラの刺身は、赤身と皮の脂肪を一緒に楽しみます。
まるで、馬刺しのような濃厚な味わいと、舌の上でとろける独特の食感が魅力です。
クジラのカツと竜田揚げは、生の鯨が苦手だという方でも抵抗なく楽しめる味でしょう。
「ぴーまん」にアクセスするには？
千葉県南房総市和田町に位置するくじら料理の店「ぴーまん」は、JR外房線和田浦駅から徒歩5分で到着することができます。
高速道路館山道富浦インターチェンジからは約20km、車で35分ほどかかります。
本数は少ないものの、日東バスと言われるローカルのバスでもアクセスできるので、近くに行った際には是非立ち寄りたいお店です。
