1. >
  2. >
  3. 行列必至の元祖 勝浦式担々麺 江ざわ
たんたん麺
グルメ

行列必至の元祖 勝浦式担々麺 江ざわ

勝浦タンタンメンとは

勝浦タンタンメンはご当地ラーメンの中でもかなり強いこだわりを持って作られているラーメンの中の一つです。
といいますのも、大体のご当地ラーメンは東京やその他の地域でも食べられますし、カップ麺になっている物も多いのですが、勝浦タンタンメンは勝浦でないと食べられません。
ということは、このタンタンメンを食べた人は日本全国でそんなにいないということです。
食べたかったら、勝浦に来なさいという店主のこだわりが見えます。

「元祖勝浦式担々麺 江ざわ」の場所

「元祖勝浦式担々麺 江ざわ」は車で行くと都内から1時間半、勝浦駅から山側にはいったところにあります。
住宅地の中にあるお店でそれほど大きいわけではないのですが、人は沢山訪れて常に行列ができているのです。
もしかしたら、数ある勝浦タンタンメンの中では一番人気のお店かもしれません。

住所は千葉県勝浦市白井久保296-8、営業時間は11時から18時30分ですが、スープがなくなり次第終了です。
定休日は月曜日なので間違えないようにお気をつけください。

「江ざわ食堂五箇条」について

こちらのお店に入ると「江ざわ食堂五箇条」という貼り紙が見えます。
初体験者はこの「江ざわ食堂五箇条」に従ってタンタンメンを食べるということでしょう。

第一に「赤くて当たり前と思うべし」ですが、透き通った赤色のラー油が入ったスープはいかにも辛いという感じですが、タンタンメンを食べるのだからそのくらいでひるんではいけないということです。
第二に「身の程をわきまえた辛さを選ぶべし」とありますが、これは無理をして辛すぎる大辛などを食べることはないということになります。
第三は「下からよくかき混ぜて食すべし」では「元祖勝浦式担々麺 江ざわ」では醤油味がベースなので下からかきまぜることで辛さが中和されてまろやかになるということです。
第四に「麺はすするべからず」とあるのは麺をすすると辛さのためにむせてしまうからで、すすらずに口の中にうまく送り込んで食べると良いでしょう。

第五に「どんぶりの底には……」とあるのですが、実際に食べ終わってどんぶりの底をみると「まいど」という文字が見えます。
なんともお茶目な演出です。
食べ終わったあとに気持ちがほっこりします。

自家製ラー油は真っ黒

「江ざわ式」のタンタンメンのポイントというと自家製ラー油です。
何とこの自家製ラー油は赤ではなく真っ黒なので、どんなに濃厚なものかがよくわかります。
この濃厚さが勝浦タンタンメンの味の決め手になるのです。
しかし、意外にもこの勝浦タンタンメンはラー油の辛さのみでなくさらとしたスープが美味しさを醸し出しています。

この美味しさが勝浦のみでしか味わえないのはもったいないです。
でも、せっかくのこだわりのタンタンメンなので、勝浦に行ったときの旅の醍醐味として味わうのも良いでしょう。